メジャー記録到達に暗雲か…11戦連続マルチのグリエル弟が左膝と足首を負傷
今季ここまで38試合で打率.322、7本塁打と絶好調
ブルージェイズの新人ルルデス・グリエルJr.内野手は29日(日本時間30日)、敵地ホワイトソックス戦で3安打を放ち、11試合連続マルチ安打を記録した。1973年にトニー・ペレス(レッズ)が記録して以来45年ぶりの快挙で、1923年にロジャース・ホーンズビーが達成したメジャー記録、13試合連続まで残り2試合とした。
だが、ルルデスは9回にこの日3本目の安打を放った際に左脚を痛めた。地元テレビ局「TSN」公式サイトによると、試合後にジョン・ギボンズ監督は、左膝の打撲と左足首の捻挫と発表。X線検査では骨折は認められなかったが、30日(同31日)にもMRI検査を受け、今後の方針について決めるとしたという。
今季メジャーデビューを果たした24歳は、早くから類い稀なる打撃センスを発揮。今季はここまで38試合に出場し、打率.322、7本塁打、22打点の成績を収めていた。95年ぶりのメジャー記録達成、そして更新に期待がかかるが、思わぬ形で暗雲がかかってしまった。
(Full-Count編集部)