9回2死までノーノーの25歳左腕 過去の不適切ツイートで快投に自らドロ
ブレーブス先発ニューカム、快投中に過去のツイートが問題に
ブレーブスのショーン・ニューカム投手は29日(日本時間30日)、本拠地でのドジャース戦で9回2死2ストライクまでノーヒットノーランの快投を続けたが、あと1ストライク足りずに偉業達成とはならなかった。それでも今季10勝目を飾った25歳左腕だが、試合後、かつての不適切ツイートが拡散され、大問題になってしまった。米テレビ局「NBCスポーツ」公式サイトなどが報じている。
ニューカムはプロ入りする前に、人種差別的だったり、同性愛者を中傷するようなツイートを発信していたという。記事によれば、ニューカムが侮辱的な言葉を使って発信したツイートは20以上にも及ぶそうで、表沙汰になってまもなく削除したが、スクリーンショットがインターネット上で拡散。ノーノー寸前の快投を披露しながら、試合後はまず不適切ツイートに対する謝罪から始まったという。
25歳右腕は「これは明らかに起こるべきことではなかった。反省しています。誰かを傷つけるつもりは全くありませんでした。心から後悔しています」と謝罪。今回の一件でチーム内での立場が気まずくならないか尋ねられると「僕をよく知っている人は、これが本当の自分ではないと分かってくれているはず」と話したそうだ。
過去の不適切ツイートでは、先日ブルワーズの救援ジョシュ・ヘイダーが同様の問題を起こし、MLB機構から感受性と多様性について学ぶ講習の受講を命じられている。記事では、ニューカムも同じような“罰則”を受けるだろうと言及。せっかくの快挙を自らの過ちで曇らせてしまった。
(Full-Count編集部)