17年ぶりプレーオフ目指すマリナーズが救援左腕と右腕をトレードで獲得
ツインズから左腕デューク、ヤンキースから右腕ウォーレンを獲得
2001年以来17年ぶりのプレーオフ進出を目指すマリナーズは30日(日本時間31日)、救援2投手の補強を行った。ツインズから左腕ザック・デュークを獲得し、若手有望株2選手を放出。ヤンキースから右腕アダム・ウォーレンを獲得し、125万ドル(約1億3900万円)の海外選手契約枠を譲渡した。球団公式サイトが伝えている。
今季マリナーズでは左腕ジェームス・パソスが左のセットアッパーとして活躍するが、左腕デュークの獲得で選択の幅が広がる。スコット・サービス監督は「少し早めに(左対左の)マッチアップをすることができる。パソスは非常にいい前半戦を過ごしたが、使いすぎた部分もある」と話すと同時に、「デュークは球種、腕のアングル、スロットが少し違う」と話し、パソスの負担を減らしながら、2投手を併用している方針を明かしたという。
デュークは今季45試合に投げて3勝4敗12ホールド、防御率3.62の成績。右腕のウォーレンは今季24試合に投げて0勝1敗2ホールド、防御率2.70の成績を収めている。
現地29日終了現在、ア・リーグ西地区2位につけるマリナーズは、首位アストロズに4ゲーム差と迫っており、地区優勝も射程内に捉えている。悲願のワールドシリーズ制覇に向けて、着々と戦力が整ってきた。
(Full-Count編集部)