巨人マシソンが-190度の極寒に挑戦 凍結療法の様子をツイッターで報告
左膝を痛めて29日に出場登録抹消
巨人のスコット・マシソン投手が30日、自身のツイッターでクライオセラピー(凍結療法)を受ける動画を公開した。ドライアイスのような煙の中に首から下を沈めた右腕は「復帰まで毎日やるよ」とファンに報告している。
公開されたのは、煙の中から笑顔を浮かべたマシソンの頭だけが浮かび上がるシュールな動画だが、これはクライオセラピーと呼ばれる凍結療法を受けている様子を撮影したものだ。怪我で炎症を起こしている患部を急激に冷やして冷却麻酔効果による痛みの軽減と、体が持つ回復のメカニズムが活性化される効果が期待できるという。
動画によれば、マシソンが使用しているのはクライオサウナと呼ばれる装置で、液体窒素で-120度から-196度までの超低温状態になった装置の中に入り、急速に体を冷やすもの。温度計の表示が見る見るうちに下がり-190度にまで達する様子が見られる。マシソンは「2日連続でクライオセラピーに挑戦。復帰まで毎日やるよ」と報告。少しでも早い戦列復帰を目指し、あの手この手を駆使して患部の回復を目指す。