前田健太、5回途中を1被弾含む7安打4失点と苦戦 粘投も8勝目ならず
初球に無死満塁を1失点で凌ぐも、3回に3ラン被弾
ドジャース前田健太投手は30日(日本時間31日)、本拠地でのブルワーズ戦に先発。4回2/3を1被弾を含む7安打3四球4奪三振4失点(自責4)と安定せず。3点ビハインドの5回途中に102球で降板し、8勝目には届かなかった。
立ち上がりに捕まった。初回先頭イエリッチに中堅へ二塁打を許すと、ムスタカスに四球、ケインに中前打で無死満塁の大ピンチを迎える。ここで続くショウに右前へタイムリーを運ばれて1失点。だが、後続3者を仕留めて、34球を要しながらも最少失点で切り抜けた。
2回の前には、投球練習中に照明灯が停電するハプニングが発生。再点灯するまで23分の試合中断を余儀なくされたが、この回は守備に助けられながら3者凡退に抑えた。
3回は2死まで奪った後、ショウに四球、ブラウンに右前打で一、二塁。ここで迎えたテームズに2球目速球を中堅席に飛び込む14号3ランとされてしまう。なおもピーニャに中前打を許したが、最後はアルシアを空振り三振で終えた。
味方打線が1点を返し、1-4で迎えた4回はペラルタを二ゴロ、イエリッチを一ゴロ、ムスタカスを空振り三振でこの日2度目の3者凡退とした。
4回までに86球を投げ、戻った5回のマウンド。先頭ケインを遊ゴロに打ち取ったが、ショウに右前打、ブラウンに四球、続くテームズをセンターフライに打ち取り、2死一、二塁としたところで102球(64ストライク)で降板した。