ナ軍主砲、87キロ死球に尻振りダンスで“応戦” 米評価「これは笑えるね」
大差がついた場面でメッツは野手のレイエスをマウンドへ…
ナショナルズは31日(日本時間8月1日)、本拠地メッツ戦を25-4の大差で勝利した。24点リードの8回にライアン・ジマーマン内野手が54マイル(約87キロ)の“遅球死球”を受けた後に見せたパフォーマンスが話題になっている。MLB公式サイト内の人気コーナー「Cut4」がツイッターで動画を添え報じている。
ナショナルズは5回までに19得点を挙げるなど一方的な展開で8回を迎えた。メッツはこの回から野手のレイエスがマウンドに上がったが2本塁打を浴びるなど6点を失い、尚も2死三塁の場面でジマーマンが打席に向かった。レイエスは変化球を投げようとしたがすっぽ抜け、54マイル(約87キロ)の“スローボール”はジマーマンの左足に直撃した。
まさかの“遅球死球”にジマーマンはお尻をフリフリさせ笑顔を見せると、マウンドに突進するかのようなフェイクポーズを見せ球場を沸かせた。これにはレイエスも苦笑いを見せるしかなかった。同ツイッターは一連の流れを動画で公開。ファンもジマーマンのエンターテイナー性を高く評価していた。
「彼は避けられたんじゃない?」
「ジミーがフェイクでマウンドに駆け寄ろうとしたのが可愛らしい」
「スコアは置いておいて、これはとても面白い」
「ライアン・ジマーマンはとても面白い」
「54マイル…遅い」
「なぜレイエスが投げているんだ」
「ジマーマンは故障者リスト入りだ(たぶんね)」
「野球は面白くなりうる。だからこの競技が好きなのさ」
「なんてことだ、これは笑えるね」
「どうやったら54マイルでホームまで届くんだ?」
レイエスは続くソトを左飛に抑え6失点を喫したが何とか1イニングを投げ抜きマウンドを降りた。メジャーでは大差がついた場面で野手が登板することは珍しいことでない。それでも、レイエスにとっては人生で最も長い1イニングになったに違いない。