日本に完敗のボツワナ、アシスタントコーチ中村さんは青年海外協力隊で派遣

内野手として実業団で19年間の競技経験

 世界女子ソフトボール選手権の予選リーグB組で、アフリカ代表のボツワナ(世界ランク33位)が3日に成田市のナスパ・スタジアムで日本と対戦。0-20の3回コールドで敗れた。アフリカ予選決勝では南アフリカに15-1で圧勝したが、実力差のある日本には歯が立たなかった。

 ボツワナのアシスタントコーチを務めるのは中村藍子さん(39)。青年海外協力隊員としてJICA(国際協力機構)からボツワナソフトボール協会に2017年1月から派遣されている。内野手として実業団ソフトボールチームで19年間の競技経験があることが買われた。

 佐倉出身で、同チームの大会前の合宿も佐倉で行うなど地元に凱旋したが、実力差はいかんともしがたい。それでも、初回いきなり連打で好機をつかみ、1死から4番ジュリア・ロンギにスリーバントで二、三塁にするなど、日本で経験を積んだ中村アシスタントコーチの指導を垣間見せていた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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