投打に好素材がズラリ! 甲子園を沸かせる“スーパー1年生”候補に注目
浦和学院・美又、木更津総合・篠木は登板の可能性十分
かつては東邦・坂本佳一、早稲田実・荒木大輔、PL学園の”KKコンビ”桑田真澄&清原和博…1年生から甲子園で躍動し、名を上げた選手は多い。最近でも、東邦・藤嶋健人ら1年生選手が大会を盛り上げてきた。第100回大会でも、地方大会でバリバリ活躍し、甲子園に乗り込んできた1年生たちがいる。そんな”スター候補生”たちの中で、Full-Count編集部が注目するのはこの選手たちだ。
〇投手
美又王寿(浦和学院) 中学校時代は飯塚ボーイズ(福岡)のエースとして活躍し、昨年の全国大会に優勝。今夏南埼玉大会準々決勝、朝霞戦では自己最速の143キロを計測した。継投で3番手としてマウンドに上がるパターンが多く、名門・浦和学院の”クローザー”として期待がかかる。
篠木健太郎(木更津総合) 群馬・館林ボーイズ出身。春季関東大会準決勝の健大高崎戦で登板、東千葉大会でもリリーフとして5試合に登板しており、本大会でも出番はありそう。同校には、ソフトバンクの吉鶴憲治バッテリーコーチの息子で1年生左腕の吉鶴翔瑛もいるが、現時点では篠木の方が登板の可能性は高い。
〇捕手
山田将義(二松学舎大付) 軟式野球のリトルジャイアンツからジャイアンツジュニアに選ばれ、2014年NPB12球団ジュニアトーナメントに優勝。アジア野球選手権の侍ジャパンU-12、U-15に選出された経験を持ち、高校入学後も1年生でレギュラー捕手として東東京大会を戦い抜いたスーパールーキー。
栗田勇雅(山梨学院) 福島・いわきボーイズで活躍し、山梨学院入学後、春の関東大会の日大三戦でいきなり本塁打を放つ。今夏の山梨大会でも、準決勝の甲府工戦で本塁打をたたき込んだ。プロ注目のエース左腕・垣越ら投手陣を引っ張る、将来性豊かな強打の捕手。