大谷翔平また“偉業“ 1試合で「4安打&2発&1盗塁」はDH史上5人目、今季MLB初

Aロッドやモリターら「4安打&2発&1盗塁」の達成者は錚々たる顔ぶれ

 そして、MLB公式サイトの解析システム「スタットキャスト」のデビッド・アドラー記者はツイッターで、大谷が「1試合4安打&2本塁打&1盗塁」を今季初めてメジャーで記録した選手になったことを伝えている。この大暴れはメジャー史に名を刻む名手たちに並ぶもので、エンゼルスの広報担当のマット・バーチ氏はツイッターで「エンゼルスのショウヘイ・オオタニは2本塁打を含む4安打と1盗塁を記録したメジャーリーグ史上で5人目のDHとなった」と報告した。

 同氏が紹介したこれまでの4人の達成者は、錚々たる顔ぶれとなっている。

 ヤンキース時代のアレックス・ロドリゲスは2010年8月14日のロイヤルズ戦で、タイガース時代のカーク・ギブソンは1995年5月28日のホワイトソックス戦で、インディアンス時代のエディー・マレーは1995年5月7日のツインズ戦で、ブルージェイズ時代のポール・モリターは1994年5月21日のインディアンス戦でそれぞれ達成したという。

 2016年に引退したAロッドはメジャー通算696本塁打、3115安打、2086打点を記録。ギブソンは1988年のナ・リーグMVPで監督としても2011年にダイヤモンドバックスで最優秀監督賞を受賞している。マレーと現ツインズ監督のモリターはそれぞれ米国野球殿堂入りを果たしている。

 1973年にア・リーグで導入されたDH制度。数々のレジェンドが残した記録に並んだ大谷は、メジャーの歴史にその名を刻み続けている。

(Full-Count編集部)

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