オリックス山本が史上初の10代30HPを記録 「これからもチームに貢献したい」
前日の西武戦では2被弾3失点も、この日は3者凡退で無失点
■オリックス 2-1 ロッテ(10日・京セラドーム)
オリックスの山本由伸投手が10日、本拠地でのロッテ戦で30ホールドポイント(HP)をマークした。10代投手での30HPは史上初の快挙となった。
山本は1点リードの8回に2番手として登板。中村を左飛、井上を右飛、角中を左飛と3者凡退に仕留め、9回は守護神・増井にバトンを渡し無失点リレーで1点差を守り切った。
前日の西武戦では4点差の8回に登板したが2被弾を浴び3失点を喫していたが、この日は150キロの直球にカットボールをコーナーに集める好投。疲労蓄積のため出場登録を抹消され7日に昇格したばかりの右腕は「まだまだですが、3人で抑えられたのはよかった」と安堵の表情を見せた。
節目となる30HPについては「1試合1試合の積み重ねと思っている。これからもしっかりチームに貢献したい」と力を込めた。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)