八戸学院光星、6点差追いつかれるも…延長10回勝ち越し、熱戦制して初戦突破

初出場の地元・明石商は7回に同点に追いつくも…

　第100回全国高等学校野球選手権記念大会第7日、第2試合は八戸学院光星（青森）が初出場の明石商（西兵庫）を延長10回の熱戦の末に9-8で下し、初戦を突破した。

　序盤は八戸学院光星が猛攻を仕掛けた。初回に先頭・近藤がセンター前ヒットで出塁し、2死三塁となってから東がライトへ2ラン。先制に成功した。

　その裏、明石商は1点を返すも、八戸学院光星は2回に1死から秋山の二塁打、福山の四球で一、二塁とする。明石商はここで先発・加田から福谷に交代。しかし、八戸学院光星は近藤、武岡、東の3連打などで一挙4点を奪った。

　八戸学院光星は4回に武岡のタイムリーでさらに1点を追加。だが、ここから明石商が反撃。その裏、山本の遊ゴロの間に1点を返すと、福谷のタイムリーで3点目。さらに、田渕の2点タイムリーで2点差に迫った。

　5回、八戸学院光星は先頭・東のソロ弾で3点差に広げる。そのまま試合は進んだが、明石商は7回に1死二、三塁のチャンスで植本が適時内野安打。植田もセンターへのタイムリーで続くと、山本はスクイズ。ついに同点に追いついた。

　八戸学院光星は8回に2死一、三塁のピンチを招くも、中村が重宮を見逃し三振に仕留めて無失点。9回も1死二塁とサヨナラ負けのピンチを背負ったが、山本を中飛、中森を投ゴロと踏ん張った。すると、10回に2死一、二塁の好機を作り、中村がレフト前へ運ぶ。左翼手がボールを落とす間に二塁走者が生還し、1点を奪った。

　その裏は中村が抑えて勝利。出場2大会連続で初戦を突破した。

（Full-Count編集部）