阪神が快勝で2位巨人にゲーム差なし、広島は引き分け…セ11日はこうなった

阪神・金本監督【写真:荒川祐史】
阪神・金本監督【写真:荒川祐史】

ヤクルトが乱打戦を制して白星

 セ・リーグは11日、各地で3試合が行われた。

 首位・広島は先発の大瀬良が7回2死まで1四球を与えたのみのノーヒットノーランを続けたが、巨人・岡本に左翼へ二塁打を許し、快挙を阻まれた。2回に大瀬良のスクイズ、6回には丸の25号ソロで2点をリードしていた広島だが、8回に大城のタイムリーで1失点。9回2死から陽の7号ソロで同点に追いつかれ、試合は延長戦にもつれ込んだ。だが、両軍ともに得点できず。引き分けに終わった。
 
 阪神は投打のかみ合った試合運びで、DeNAに連勝した。2回にDeNA先発の浜口から、鳥谷のタイムリーと梅野の5号2ランで3点を先制すると、3回にはロサリオのタイムリーで1点追加。4回に先発・小野が2点を返されたが、6回に糸原のタイムリーなどで4点を加えて一気に突き放した。投げては小野が7回2/3を8安打9奪三振3失点と好投して6勝目を挙げ、チームを3連勝に導いた。DeNAは浜口が2回2/3でKO降板。打線も援護できずに3連敗を喫した。

 ヤクルトと中日の一戦は、両軍合わせて27安打が飛び交う乱打戦に。初回に山田哲の28号ソロなどで4点を先制したヤクルトだが、2回までに1点差に詰め寄られると、3回に松井の2点タイムリーで逆転を許す。7回に山田哲が同点タイムリーを放つも、直後に2点を勝ち越され、万事休すかと思われた8回。青木、山田哲の連続タイムリーで3点を挙げ、再逆転に成功し、8-7でヤクルトが勝利を収めた。

【10日終了時点】
1広島 59勝37敗1分
2巨人 50勝53敗1分 12.5
3阪神 44勝48敗1分 0.5
4ヤクルト 45勝50敗1分 0.5
5DeNA 43勝53敗2分 2.5
6中日 45勝56敗1分 0.5

【11日終了時点】
→1広島 59勝37敗2分
→2巨人 50勝53敗2分 12.5
→3阪神 45勝48敗1分 0
→4ヤクルト 46勝50敗1分 0.5
→5DeNA 43勝54敗2分 3.5
→6中日 45勝57敗1分 0.5

(Full-Count編集部)

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