5年ぶり再戦は浦和学院に軍配 4投手の継投で4安打完封勝利

浦和学院が4投手の継投で完封勝ち
浦和学院が4投手の継投で完封勝ち

仙台育英は4失策、打線もつながらずに涙

 第100回全国高等学校野球選手権記念大会第8日、第2試合は浦和学院(南埼玉)が仙台育英(宮城)を9-0で下し、完封勝利を飾った。

 2013年の1回戦で激闘を演じた両校の対戦。5年前は仙台育英が11-10で勝利したが、この日は浦和学院が主導権を握った。初回に2死二、三塁から5番・佐野が右翼に二塁打を放ち、2点先制に成功。1回裏に浦和学院の先発・渡辺は走者を三塁に進めるピンチを迎えたが、2者連続三振で切り抜けた。

 浦和学院は、3回にも先頭・中前が左翼へ二塁打を放つと、捕逸で無死三塁の好機。ここで矢野が右翼へ三塁打を運んで1点を追加。なおも1死三塁の場面で、暴投による振り逃げの間に三塁走者が生還し、4点目を挙げた。

 さらに8回、先頭の蛭間が左中間へソロ弾を運ぶなど2点を追加。9回にも2死一、二塁から佐野が右翼へ三塁打を放つなど3点を加え、9-0と突き放した。

 仙台育英は4失策を記録するなど、試合の流れを悪くしてしまった。打線は四死球などで走者を塁に置くもつながらず。浦和学院の渡辺、永島、美又、河北の継投の前に4安打完封負けとなった。

(Full-Count編集部)

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