上野が延長10回に力尽きる2戦計249球も… 「何とか期待に応えたかった」

米国戦に登板した上野由岐子【写真:荒川祐史】
米国戦に登板した上野由岐子【写真:荒川祐史】

カナダとの3位決定戦に先発し中3時間半で決勝戦に登板

 世界の上野由岐子(ビックカメラ高崎)が延長10回に力尽きた。第16回世界女子ソフトボール選手権は12日、ZOZOマリンスタジアムで決勝戦が行われ日本は延長10回を6-7で米国にサヨナラ負けを喫し2大会ぶり4度目の優勝を逃した。

 午後2時からのカナダとの3位決定戦に先発し4安打無失点完封と圧巻の投球を見せた上野は、中3時間半で午後7時からアメリカ戦にも先発した。

 2点リードで迎えた3回。2死一、二塁から5番スポルディングにフルカウントから115キロの速球を右翼席に運ばれる逆転3ランを浴び今大会初失点を喫した右腕は1点を勝ち越した8回にも同点打を浴び延長戦へ。

 延長10回に藤田がこの日2本目のアーチを放ち2点を加え再び勝ち越しに成功したが、その裏にまさかの3失点でサヨナラ負けを喫した。

 試合後、上野は「6点もとってもらって、守り切れず申し訳ない。何とか期待に応えたかった。球数が多くなった時の、コントロール」と反省を口にした。午前のカナダ戦から17イニング249球を一人で投げ抜き、北京五輪で見せた413球に匹敵する熱投。延長8回にこの日MAX116キロをマークした執念もアメリカのパワーに屈した。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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