1日2試合で249球の熱投 上野の力投に敵将脱帽「どれだけ偉大か証明した」

17イニングで249球を投げ抜いた日本代表エース右腕・上野由岐子【写真:荒川祐史】
17イニングで249球を投げ抜いた日本代表エース右腕・上野由岐子【写真:荒川祐史】

ソフトボール世界選手権決勝で延長10回にサヨナラ負け

 日本は12日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで行われた第16回世界女子ソフトボール選手権決勝で、延長10回の死闘の末、6-7でサヨナラ負けした。優勝したアメリカ代表のケン・エリクセン監督は、1日に2試合17イニングを投げ切った日本のエース右腕・上野由岐子投手(ビックカメラ高崎)を称賛。「どれだけ偉大か証明した」と脱帽している。米テレビ局「NBCスポーツ」公式サイトが報じている。

 前日の準決勝で延長8回にサヨナラ負けを喫したチームUSAを相手に、連日の延長戦を戦った日本。上野の力投は敵将の心を揺さぶった。エリクセン監督は「彼女と同じことをできる投手は多くいない。彼女がいかに偉大なのかを証明した」と語ったという。

 上野は米国との頂上決戦開始の5時間前に、カナダとの3位決定戦に先発。4安打無失点で完封勝利という圧巻の活躍を見せた。中3時間半で迎えたアメリカ戦で力投は報われなかったが、17イニング249球を投げ抜く無双ぶりに敵将も脱帽するしかなかった。

「最後に彼女がガス欠になったことで、我々は幸運だった。最後のイニングではボールがそこまで動いていなかった」

 決勝の延長戦では本来の球威がなかったと指摘した指揮官だが、記事では「エリクセンはウエノに賛辞を捧げた。高温多湿の天候の中、日曜日に2試合、合計17イニングを投じていた」とレポート。延長10回に力尽きたが、36歳となった世界のUENOは健在ぶりを示したと言えそうだ。

(Full-Count編集部)

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