龍谷大平安、17安打14得点と打線爆発で圧勝 3回戦は日大三と“名門対決“

大会11日目、第4試合は龍谷大平安が八戸学院光星を退け3回戦進出
大会11日目、第4試合は龍谷大平安が八戸学院光星を退け3回戦進出

八戸学院光星を圧倒、エース小寺は9回128球で5安打1失点完投

 第100回全国高等学校野球選手権記念大会第11日第4試合は、龍谷大平安(京都)が攻守に八戸学院光星(青森)を圧倒。14-1で大勝し、3回戦で、戦前からの甲子園出場歴を持つ高校同士である日大三(西東京)との“名門対決”に臨む。

 龍谷大平安は、序盤から伸び伸びと打ち、走った。2回には2安打に犠打、敵失もからんで3点を先制。3回にも5安打を集めて3点、7回にも3安打で2点を奪った。安打が出たイニングには必ず得点し、その他のイニングでは四球ひとつだけ。打撃のチームらしい、好機にたたみかける集中打を見せ17安打で14点を奪った。

 投げては、エース小寺が140キロ台の速球とカーブ、スライダーで低めを丹念につき、128球、5安打1失点で完投。つけ入るスキを与えなかった。

 八戸学院光星は、先発の福山が早い回に崩れて後手後手に回り、2番手の成田はよく投げたが、3番手の中村も含め、最終的に龍谷大平安打線の勢いに飲み込まれた。放った5安打中4安打は6番以降。初戦で12安打中10安打を放った1番~5番の上位打線は大差がついた8回に1安打を放ったのみと打線が別人のように沈黙し、完敗を喫した。

(Full-Count編集部)

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