大谷翔平がブルペンで33球、高強度でイニング間も想定 指揮官「万事順調」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

本拠地から154キロ移動して出場のパドレス戦は空振り三振

 エンゼルス大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地エンゼルスタジアムで故障者リスト(DL)から復帰後、3度目のブルペン入りを果たし、33球を投げた。その後、約96マイル(約154キロ)を移動して敵地パドレス戦に代打出場。空振り三振に倒れたが、首脳陣はブルペンでの投球練習に手応えを感じたようだ。

 地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」によれば、エンゼルスタジアムでブルペン入りした大谷は、試合と同じ作りのマウンドを使用。ウォームアップを35球行った後で、33球を投げたという。イニング間を想定した休憩をはさんで15球と18球を投げ、マイク・ソーシア監督は「万事順調なようだ」と話したという。この日は打席に打者も立たせたが、より実戦に近い感覚を養うことが目的で、バットが振られることはなかったそうだ。

 大谷の具体的なスケジュールは明らかにされていないが、記事では「実戦形式の登板で、まもなく打者と対戦することになるだろう」と言及。打者・大谷を起用できなくなるため、チームは大谷を傘下マイナーに送ってリハビリ登板させる予定はない。近日中にシミュレーションゲームと呼ばれる実戦形式の登板に移行し、そこで打者と対峙しながら感覚を研ぎ澄ませていくことになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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