レッドソックスに痛手…左腕セールがDLに逆戻り 左肩炎症が再発

レッドソックスのクリス・セール【写真:Getty Images】
レッドソックスのクリス・セール【写真:Getty Images】

コーラ監督「賢い選択。我々の目標達成に非常に重要な存在」

 ア・リーグ東地区の首位を独走するレッドソックスに痛手だ。米屈指の左腕クリス・セールが左肩の炎症を再発させ、18日(日本時間19日)に故障者リスト(DL)に戻ったと球団が発表した。15日(同16日)まで遡って適用されるため、最短では25日(同26日)から戦列に復帰できる。

 セールは左肩炎症のため、7月31日(同8月1日)にDL入りし、8月12日(同13日に)戦列復帰したばかりだった。同日の敵地オリオールズ戦に先発し、5回を1安打12奪三振無失点と快投していたが、再び左肩に違和感を感じたという。

 今季はここまで23試合に投げ、12勝4敗、防御率1.97と抜群の成績を残しているだけに、チームにとって離脱は痛手となるが、レッドソックスは地区首位を快走。そのため、頼れる左腕にプレーオフを万全な形で迎えさせるための措置でもあるようだ。球団公式サイトによると、アレックス・コーラ監督は「賢い選択だと思う」とセールの再DL入りを“支持”。「彼は我々の目標達成に非常に重要な存在。もし1歩、2歩、3歩とステップを踏まなければならないなら、そうするまで。彼は戻ってくる。本人の言うとおり、前回のDLより感覚はよくなっている。休んで、治療を受け、そこから考えたい」と話したそうだ。

 またセール自身も「前回のDLとほぼ一緒。万全な状態に戻すための措置だ」と話し、今後を見据えた選択であることを強調したという。

 2013年以来5年ぶりの世界一を目指し、レッドソックスが早くも体勢を整え始めている。

(Full-Count編集部)

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