主将で4番の池田が頭部死球で病院搬送 大事至らずも清水監督「頭なので心配」

3回表、頭部に死球を受け、担架で救急車に乗せられて病院に運ばれる池田陵真捕手【写真:福岡吉央】
3回表、頭部に死球を受け、担架で救急車に乗せられて病院に運ばれる池田陵真捕手【写真:福岡吉央】

現地の病院でCT検査も異常なし、3位決定戦出場は慎重に

 パナマで開催されている野球の15歳以下の世界一を決める「第4回WBSC U-15ワールドカップ」のスーパーラウンド最終戦となった18日(日本時間19日)の第3戦米国戦で、日本代表の池田陵真捕手(忠岡ボーイズ)が3回の打席で頭部に死球を受けて途中退場し、ダビ市内の病院に運ばれた。

 後藤英行トレーナーによると、池田は病院でCT検査を受けたが、脳波に異常はなし。意識もはっきりしており、点滴を受けたという。死球の際にボールがヘルメットに当たってずれたことで、頭部の左側に軽度の切り傷があるが、死球直後にも「大丈夫です」と話しており、大事には至らなかった。

 19日(日本時間20日)の3位決定戦出場に関しては、今後の状態を見て決めることになるが、清水隆行監督は「頭なので心配。(欠場となれば)チームとしても主将で4番なので痛いが、本人がいけると言っても、いろいろ相談しながら慎重に考えないといけない」と話した。

(福岡吉央 / Yoshiteru Fukuoka)

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