大谷翔平、快足飛ばした二塁打に米注目 エリート領域まで「まさに目前」
一、二塁間の打球で一気に二塁ベースを奪った大谷
エンゼルスの大谷翔平投手が19日(日本時間20日)、敵地レンジャーズ戦で「3番・DH」で2試合ぶりにスタメン出場。3打数1安打1得点の活躍もチームは2-4で逆転負けを喫した。第2打席で快足を飛ばし奪った二塁打に米メディアは「エリートの領域である30フィート(約9.14)/秒まで、まさに目前」と称賛している。
前日の試合で豪快な13号3ランを放った大谷。この日は“足”でその存在感を見せつけた。1点を追う4回無死一塁の場面で第2打席を迎えると一、二塁間を破る打球を放った大谷は快足を飛ばし一気に二塁を奪った。プホルスの一ゴロ野選で同点に追いつき、続くシモンズの遊ゴロ併殺の間に三走・大谷は一時逆転のホームを踏んだ。
MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」担当記者のデビッド・アドラー氏は、自身のツイッターで「オオタニのスプリントスピードは29.7フィート(約9.05メートル)/秒だった。エリートの領域である30フィート(約9.14)/秒まで、まさに目前だ」と大谷の足を絶賛している。
豪快な打撃だけではなく今季は盗塁失敗ゼロの6盗塁を記録。次の塁を狙う積極的な走塁も大谷の武器となっている。「エリート」の領域に迫る“足”に今後も注目が集まる。