田中将大、6回1失点の好投も1被弾に泣く 同点7回に代打降板、10勝目ならず
1点リードの5回、ディーンにソロ弾浴びる
ヤンキースの田中将大投手が21日(日本時間22日)、敵地マーリンズ戦で先発し、6回を1被弾を含む4安打1四球4奪三振1失点(自責1)と好投した。同点の7回攻撃で代打を送られて降板し、チームは得点できなかったため、10勝目には届かなかった。
悔しい一発となった。今季21度目の先発マウンドは、敵地交流戦となった右腕は、初回に先頭オルテガに四球を与えたが、1死から自ら牽制で刺し、結局打者3人でこの回を終えた。2回も先頭ディートリッチに中前打を許したが、続くカストロを遊ゴロ併殺とし、打者3人締め。3回は3者凡退に仕留めた。
すると、4回の攻撃で味方がウォーカーの適時打で1点を先制。田中は2安打などで1死一、三塁のピンチを迎えたが、無失点で切り抜けた。だが、5回に先頭ディーンに初球を中堅席へのソロ弾とされ、同点に追いつかれてしまった。田中は6回を3者凡退に抑え、なんとか最少失点でチームの勝機をつないだ。
7回先頭の打席で代打を送られ、82球(55ストライク)を投げて降板。渡米以来5年連続の2桁勝利を目指したが、惜しくも10勝目には届かなかった。
(Full-Count編集部)