元Gマイコラス、130M特大弾も…5回途中5失点、白星まで1アウトで無念降板
12安打5失点で14勝目ならず、2回に右中間への“驚弾”2ランで自ら援護も…
巨人からカージナルスに移籍したマイルズ・マイコラス投手が24日(日本時間25日)、敵地ロッキーズ戦に先発した。2回に今季2号の特大弾を放って自ら援護したものの、4回2/3を12安打5失点(自責4)と苦戦。7-5と2点リードの場面で、14勝目まであと1アウトと迫りながら降板した。
マイコラスは初回に2安打を許しながら無失点。直後の2回に打線が2点を奪い、2死二塁の好機でマイコラスが打席に入ると、カウント1-1から外角高めへの92マイル(約148キロ)の直球を捉えた。高地デンバーにあるため、打球が飛ぶとされるロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドの右中間フェンスを越える2ラン。ナ・リーグ投手でトップに立つ今季2号は、飛距離426フィート(約130メートル)の驚弾となった。
4点リードとなった2、3回も2安打を浴びながら無失点に抑えたマイコラス。4回は初めての3者凡退に抑え、5回には打線が3点を加えて7点リードとなったが、その裏につかまった。ブラックモンに2ランを浴びると、アレナドにもソロ弾を打たれて3失点目。その後も3安打を許し、5失点となったところで無念の降板となった。勝利の権利まであと1アウトだった。
ホームランを打ったものの、投手としてもクアーズ・フィールドで苦しみ、14勝目はならず。防御率は2.94。87球を投げてストライクは57球だった。カージナルスは2番手シュリーブが後続を断ち、7-5と2点のリードを守った。
(Full-Count編集部)