前田健太が“1日限定守護神”? 地元記者「9回のセーブ機会に投げるかも」
守護神ジャンセンが27日は登板回避決定で、前田に白羽の矢!?
ドジャースの前田健太投手が26日(日本時間27日)の本拠地パドレス戦で、1日限定クローザーを務める可能性が浮上した。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」などに寄稿するJ.P・ホーンストラ記者が25日(同26日)の試合後に自身のツイッターを更新。「マエダが9回のセーブ機会に投げるかもしれない」と伝えた。
この日はエース左腕カーショーが8回3失点と力投したが、1点リードの9回に守護神ジャンセンが同点ソロを被弾し、試合は延長戦へもつれ込んだ。延長10回に登板した前田は、先頭ジャンコウスキーに安打を許したが、1死から牽制で刺すと、この回を打者3人で無失点で終わらせた。
終わりの見えない延長戦だけに、複数回を投げられる前田が続投するパターンも考えられたが、デーブ・ロバーツ監督は1イニングで投手交代。ホーンストラ記者のツイートによれば、試合後に前田の1イニング降板について問われた指揮官は「明日も再びマエダが投げられるようにしておきたかった」と説明したという。
さらに、ロバーツ監督は26日(同27日)はジャンセンは登板回避させることを明かしたという。不整脈で一時戦列を離れていた守護神は、復帰後は3戦連続で失点中。指揮官は休養日後の28日(同29日)の試合でセーブ機会があれば、ジャンセンに登板させると話したというが、ホーンストラ記者は26日(同27日)は1日限定になるかもしれないが、「マエダが9回のセーブ機会に投げるかもしれない」と可能性について触れた。
今季メジャー3年目を迎える前田は、救援に一時配置転換された昨年6月9日にメジャー初セーブを記録。その後はセーブ機会での登板はない。試合展開にもよるが、前田が9回のマウンドに立つ可能性は十分にありそうだ。
(Full-Count編集部)