大谷の逆転3ランに米ファン興奮「このキッドはビースト」「どこまでも本物」
4番の仕事で15号3ラン、今季16度目マルチで勝利に大きく貢献
エンゼルス大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地ロッキーズ戦に「4番・DH」で2試合ぶりにスタメン出場し、第2打席で左中間に15号逆転3ランを放った。豪快な一発に地元ファンも興奮。規格外のパワーに「レジェンドだ」「モンスター」とツイッター上では称賛の嵐が巻き起こっている。エンゼルスはその後、一時逆転を許したものの、8回に大谷の左前打などでチャンスを作って打者一巡の猛攻で再逆転。10-7で勝利した。
序盤から2点を追う展開となったエンゼルスは4回無死一、三塁からトラウトの左前適時打で1点を返すと、無死一、二塁で大谷が打席に入った。
相手先発グレイのボークで二、三塁へとチャンスが広がる。1ストライクからの2球目、93.7マイル(約151キロ)の直球を捉えた打球はぐんぐん伸びた。左中間へ飛び込む逆転の15号3ラン。グレイはキャップを脱ぎながら呆然と打球を見送った。
MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」によると、飛距離は412フィート(約126メートル)、打球の初速は106.8マイル(約171.9キロ)の文句なしの一発。豪快な一発に、地元ファンはツイッターで驚嘆の声を次々にあげていた。
「反対方向に412フィートだと。オオタニはとんでもなくパワフルだ。この才能は現実とは思えない」
「オオタニはフリークだ」
「オオタニはレジェンド」
「オオタニの特大ホームラン」
「オオタニのパワーなら超余裕だよ」
「オオタニ! このキッドはビーストだよ 3ランホームラン!」
「オオタニは現実のものとは思えない。彼のことを最高に愛している」
「オオタニ、永遠なれ」
「オオタニのスイングはあまりに力強い」
打点も43に伸ばした大谷。チームは8回に4点を失い逆転されたものの、大谷は8回無死一塁の場面で技ありの左前打。その後のシモンズの犠飛、ヤングの逆転打につなげ、5打数2安打3打点2得点の活躍で勝利に大きく貢献した。打率は.276に上昇。右肘靭帯損傷から復調し、投手としてもメジャー復帰が近づいている中、そのバットは快音を響かせ続けている。
(Full-Count編集部)