DeNA、再び最下位転落も…ラミレス監督は前を向く「まだ2位は狙える」
井納が2回までに4失点で中日に完敗「これからベストを尽くして頑張るだけ」
■中日 7-3 DeNA(29日・横浜)
DeNAは29日、本拠地で中日に3-7で敗れた。先発・井納が2回までに4失点。その後は踏ん張って6回4失点と力投したが、序盤の失点は重く、救援陣も追加点を奪われて完敗した。再び最下位に転落したが、ラミレス監督は「まだ2位は狙える」と前を見据えた。
井納は初回、大島に先制2ランを被弾。その裏に宮崎のタイムリーで1点を返すも、井納は2回にも松井雅に2点タイムリーを浴びて、3点差とされた。DeNA打線は3回に大和の遊ゴロの間に1点を返したが、その後は得点を奪えず。8回には2イニング目の三嶋が暴投で1失点。9回にも砂田が犠飛2本で2点を失い、敗れた。
ラミレス監督は試合後、井納について「1回、2回は失点したけど、3回以降は打たれていた変化球ではなく直球を主体にしたら良くなった」としつつ、「2回までに2点、3点取られるとキツくなってしまう。負けの7割くらいはそういう負け」と指摘。そして、「先発陣には、しっかりベストを尽くしてもらえるように期待している」と奮起を促した。
50勝62敗2分で最下位。それでも、「80勝という目標は達成できなかったけど、まだ2位は狙える。これからベストを尽くして頑張るだけ」と誓っていた。
(白井京子 / Kyoko Shirai)