セ・リーグ新人王は誰の手に? DeNAドラ1東が大本命、他に有力候補なし!?
東は有資格者でただ1人、規定投球回数にも到達
プロ野球のペナントレースはあと5週間で閉幕する。今季の新人王争いも徐々にその候補が見えてきている。セ・リーグの新人王候補を見ていこう。
新人王有資格者は、海外のプロリーグでプレー実績がなく、支配下選手に初めて登録されてから5年以内で、投手は前年までの1軍での登板イニング数が30イニング以内、打者は前年までの1軍での打席数が60打席以内の選手だ。
◯セの新人王有資格投手の1軍成績(投球回数順。記録は8月29日まで)
東克樹(De)
18試8勝5敗0S0H 116回 111三振 率2.79
アドゥワ誠(広)
43試4勝2敗0S5H 56回 28三振 率3.54
才木浩人(神)
13試4勝6敗0S0H 55回 60三振 率4.42
藤嶋健人(中)
16試2勝1敗0S0H 54回1/3 31三振 率3.15
風張蓮(ヤ)
47試2勝4敗0S3H 49回2/3 53三振 率5.07
鈴木博志(中)
50試4勝5敗4S12H 46回2/3 39三振 率3.86
京山将弥(De)
10試5勝4敗0S0H 45回1/3 32三振 率5.96
中尾輝(ヤ)
46試7勝3敗0S11H 45回1/3 49三振 率3.83
平良拳太郎(De)
8試2勝2敗0S0H 39回2/3 27三振 率3.86
高橋遥人(神)
6試2勝3敗0S0H 34回2/3 27三振 率3.63
中川皓太(巨)
20試1勝0敗1S0H 27回2/3 20三振 率5.86
鍬原拓也(巨)
6試1勝2敗0S0H 27回2/3 35三振 率6.83
谷岡竜平(巨)
24試2勝1敗0S2H 24回 23三振 率6.00
望月惇志(神)
19試0勝0敗0S0H 24回 27三振 率3.75
高橋昂也(広)
6試1勝2敗0S0H 21回 17三振 率9.43
大下佑馬(ヤ)
14試1勝1敗0S3H 20回2/3 24三振 率3.48
木下雄介(中)
10試0勝0敗0S0H 13回 16三振 率4.15
谷川昌希(神)
7試1勝1敗0S0H 12回2/3 11三振 率7.82
高橋樹也(広)
7試0勝0敗1S1H 12回 10三振 率6.00
尾仲祐哉(神)
12試0勝1敗0S0H 11回2/3 14三振 率3.86
飯田哲矢(広)
13試0勝0敗0S0H 11回 14三振 率4.09
梅野雄吾(ヤ)
11試1勝1敗0S3H 10回1/3 8三振 率10.45
篠原慎平(巨)
7試0勝0敗0S0H 10回 2三振 率6.30
馬場皐輔(神)
2試0勝1敗0S0H 8回2/3 7三振 率5.19
藤井皓哉(広)
5試1勝0敗0S0H 8回 10三振 率4.50
守屋功輝(神)
4試0勝0敗0S0H 4回2/3 2三振 率11.57
長井良太(広)
4試0勝0敗0S0H 3回1/3 0三振 率13.50
山本翔也(神)
1試0勝0敗0S0H 3回 1三振 率15.00
寺島成輝(ヤ)
1試0勝1敗0S0H 2回 2三振 率27.00
高田萌生(巨)
1試0勝1敗0S0H 2回 0三振 率27.00
福永春吾(神)
2試0勝0敗0S0H 2回 0三振 率22.50
清水達也(中)
2試0勝0敗0S0H 2回 2三振 率9.00
田村丈(De)
1試0勝0敗0S0H 1回 0三振 率18.00
沼田拓巳(ヤ)
1試0勝0敗0S0H 1回 1三振 率9.00
34人の新人王資格がある投手が登板している。DeNAの2017年ドラフト1位の東は唯一、規定投球回数に達して8勝4敗をマーク。チームの勝ち頭となっている。8月は1勝1敗とやや足踏み状態だが、新人王の最有力候補といって間違いないだろう。他に防御率2点台の投手は皆無。50試合に登板している中日の鈴木をはじめ、広島のアドゥワ、ヤクルトの風張と中尾と中継ぎで数多く投げている投手はいるものの、防御率は3点台超となっており、東の働きには及ばないだろう。