巨人田口、今季3勝目ならず 約2か月ぶり先発も、5回3失点で降板
5月5日のDeNA戦以降、白星から遠ざかったまま…
■巨人 – 広島(30日・東京ドーム)
巨人の田口麗斗投手は、復帰白星を掴めなかった。30日、本拠地東京ドームで行われた広島戦。約2か月のファーム再調整を経て、7月4日のDeNA戦以来の先発マウンドに上がった左腕だったが、2回までに3点を失って5回4安打3失点。リードを許した場面で降板となり、勝利投手の権利を得ることはできなかった。
初回、先頭の野間にいきなり死球を与えると、続く菊池に適時二塁打を許し、わずか9球で先制点を許した。2回には先頭のバティスタに2球目、134キロの真っ直ぐを左中間スタンドに運ばれ、ソロを被弾。続く小窪には右翼フェンス直撃の三塁打を浴び、ピッチャーの岡田に左犠飛。この回も2点を失い、序盤だけで3点のリードを許した。
3回以降は立ち直りを見せてゼロを並べたが、5回1死二塁の場面で打順が回ると代打・陽岱鋼を送られて降板。この回、味方打線が2点を返したが、逆転には至らなかった。5月5日のDeNA戦以来となる今季3勝目には手が届かなかった。
(Full-Count編集部)