最終日に“駆け込み補強“が続々成立 インディアンスは元MVPドナルドソン獲得
ドジャースはベテラン救援右腕獲得、ロバーツ監督「我々にとっていいこと」
ナ・リーグでもプレーオフ進出へ正念場を迎えるチームの動きが目立った。ブルワーズはナショナルズから先発左腕ジオ・ゴンザレス、ホワイトソックスから救援左腕ハビアー・セデーニョ、ベテラン外野手のカーティス・グランダーソンを獲得。オフにも積極的に補強を行ったブルワーズは現在ナ・リーグ中地区3位で、ワイルドカード争いでも2位とプレーオフ進出圏内につけている。
一方、首位ダイヤモンドバックスに1ゲーム差のナ・リーグ西地区2位で、ワイルドカード争いではブルワーズを2.5ゲーム差で追うドジャースは、補強ポイントだった救援投手のベテラン右腕ライアン・マドソンをナショナルズから獲得。さらに、期限ギリギリでパイレーツから三塁手のデビッド・フリース内野手を補強した。
先発投手の前田健太投手を配置転換し、ブルペンを強化するなどしていたロバーツ監督は、通算91セーブを誇る38歳のマドソン獲得について「ロースターの枠を空けなければならなかったが、ライアンを獲得できて嬉しい。このような投手が加わったことは、我々にとって良いことだ。どの時点でも必要な時に登板させたい。彼は重要な局面で投げられると証明してきた。異なる場面で彼を使う。我々は彼を生き生きとさせられるだろう」と喜んでいる。
昨年のアストロズのように、“最後のピース“を加えて世界一に輝くチームは出てくるのか。シーズン最終局面に注目が集まる。
(Full-Count編集部)