「彼は二刀流なんだ」―大谷の投手復帰へ、エ軍GMが懐疑的な声シャットアウト

今季中に投げられることを確認すれば、大谷のメンタル面にも好材料に

 復帰に年単位の時間がかかるトミー・ジョン手術を回避、保存療法を選択したのも、早期復帰を目指してのもの。手術をすれば、来年のプレーすらおぼつかなくなる。エプラーGMは同紙の取材に対して、こう語っている。

「彼がマウンドでシーズンを終えることは彼にとっても球団にとっても良いことなんだ。心の平和のためだ。それは重要なことだ。怪我をしたことがある選手に聞いたら、全員ではないとしても多数が、冬に通常通り準備できると知ること、制限なしでプログラムに取り組むことができると知ることが重要だと言うだろう。今回の場合、彼にとっても球団にとっても良いことなんだ。ショウヘイの立場からすれば、通常通り冬に準備できると知ることができる」

 大谷が投げられる状態、投げても問題がないことを今確認しておくのは、来季の準備をするためにも、大谷のメンタル面にとっても有意義なことだと示した。

打者専念、リリーフ転向とも否定「二刀流は彼が取り組んできたこと」

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