「彼は二刀流なんだ」―大谷の投手復帰へ、エ軍GMが懐疑的な声シャットアウト

打者専念、リリーフ転向とも否定「二刀流は彼が取り組んできたこと」

 現代野球では例のない二刀流に挑戦、何をしても「ベーブ・ルース以来」の枕詞がつく大谷は今や打線の核にもなっているだけに、「今季は打者に専念したら……」といった声や、長いイニングを投げる先発よりもリリーフとして復帰することを勧める声もある。大谷をクローザーとして起用し「打者・大谷」を最大限活用する案を唱える専門家もいるほどだが、エプラーGMは記事の中でそのいずれも一蹴した。

「彼は二刀流なんだ。彼はエリートレベルの投手になれると示したと思う。彼は打席でもそれを示した。それが彼の目標であり、人生、少なくとも大人になってから取り組んできたことだ。そして先発よりリリーフの方が腕への負担が少ないと示す実験データはない」

 その上で、エプラーGMは大谷復帰戦について「ワクワクしているよ。この過程に関わった全員にとってワクワクすることだ。この時点で彼が復帰できることを達成でき、全員が良い気分になるべきだ。彼の登板がどうなるか見てみよう」と期待したという。

 3か月ぶりに登板し、大谷が何事もなく投球できることが示されれば、全米の大谷フィーバーが再加速するのは間違いないところだ。

(Full-Count編集部)

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