首位攻防戦での美技に拍手喝采 横っ飛び捕球→ローリング送球「キケェェェ」
ドジャース万能野手ヘルナンデスが変わり端の二塁で美技
ドジャースのスーパーユーティリティ選手、キケ・ヘルナンデスが、また美技で魅せた。1日(日本時間2日)の本拠地ダイヤモンドバックス戦の9回守備で、一二塁間を破りそうな打球を横っ飛びキャッチ。相手打線の反撃の芽を摘み、1点リードを守り抜いて勝利に導いた。
3チームによる激しい首位攻防戦が繰り広げられるナ・リーグ西地区。勝てばダイヤモンドバックスに並ぶ首位タイとなるドジャースは3-2と1点リードで9回を迎えた。ロバーツ監督は守護神ジャンセンをマウンドへ送り、名手ヘルナンデスを右翼から二塁へ動かすなど守備固めに動いた。
そして迎えた先頭ペラルタはカウント3-1から5球目の高めカットボールを強振。球足の速いゴロの打球は一二塁間を破ってライト前に抜けるヒットになるかと思われた。が、この時、横っ飛びで打球に掴みかかったのが二塁を守るヘルナンデスだった。まるでスーパーマンが空を飛ぶような格好で打球をグラブに収めると、膝をつきながら一塁へローリング送球。同じくこの回に中堅から一塁へ守備位置を変えたベリンジャーの好捕球もあり、見事にアウトを奪い、ダイヤモンドバックスの反撃の芽を摘んだ。
このスーパープレーには、ベンチで戦況を見守っていた同僚ケンプも手を叩いて大興奮。ドジャースの公式ツイッターが「ショーが見たい?キケ・ヘルナンデスが見せつけた」と動画を公開すると、ファンから感激のコメントが数多く寄せられた。
「なんてアメージングなプレーだ」
「我々はキケを愛している」
「いつも通り」
「ワオ、彼は本当にアメージング」
「だからキケが大好きなの」
「なぜ彼はこんなに素晴らしいのか」
「キケはどの惑星から来たんだ?」
「キケェェェェェェェェェェェェ!!!!」
「試合を救った」
ジャンセンは2死から二塁打を許したが、最後はマルテを二塁フライに打ち取って勝利。1点リードを守り抜いたドジャースは、ダイヤモンドバックスに並ぶ首位タイに浮上した。