「痛っ!」…解説者も思わず悲鳴 中堅手がダイブも…打球が顔面“強打”!?
カブスのハップが“痛すぎる”プレー「鼻に当たったようです」
カブスの中堅手、イアン・ハップ外野手が2日(日本時間3日)の敵地フィリーズ戦で“痛すぎる”守備を見せた。フライに飛び込んだものの、ワンバウンドで顔面に当たるという“悲劇“。MLB公式サイトはツイッターで動画を紹介し、地元テレビ局では解説者が思わず「痛っ!」と声をあげた。
カブスの4点リードで迎えた6回だった。1死走者なしでフィリーズのカブレラの打球はセカンドベース後方へのフライとなった。ハップはフラフラと上がったボールを捕ろうと猛然とダッシュし、最後はダイビングキャッチを試みたものの、わずかに届かず。地面に弾んだ打球はハップの顔面に当たって大きく跳ね返り、カブレラは二塁へと到達した。
この瞬間、フィラデルフィアで試合を中継していた「NBCスポーツ・フィラデルフィア」の実況が「鼻に当たったようですね」と伝えると、解説者は「痛っ!」と悲鳴。リプレーが流れ、実況は「この場面です、見てください。バン」と当たった瞬間に衝撃音も添えた。一方、シカゴで試合を中継していた「WGNスポーツ」では、実況が「ハップの顔に当たったようですね。彼は自分の歯が元通り残っているか確かめています。ちょうど口のあたりです」と心配そうに話した。
また、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」では、ツイッターで「守備の際にボールを顔で処理するのは恐らく名案ではない」という一言とともに動画を紹介。すると、ファンから「もし彼があのプレーをして毎試合三塁打を打ったら、彼はもう一度やったほうがいいだろうね」「野球のプレーでそれは教わらないと思うのだが」「そうだね……これで彼の打撃も(良い方向に)変わり始めるだろう」などと声が上がった。
今季打率.239のハップだが、この日は三塁打を含む2安打2打点と活躍していた。なお、守備ではこの直後にアルテールのセンターへの大飛球をフェンス際でジャンピングキャッチする美技を披露。痛みにもめげず、失点を阻止した。カブスは8-1で快勝。“痛い“プレーはあったものの、ハップは攻守両面で勝利に大きく貢献した。