球団史上3人目の“快挙”も ロッテ藤岡、達成が期待される2つの記録
球団3人目となる新人でのフル出場へ
全試合出場中の藤岡はこの先、球団では3人目となる新人の全試合出場、球団の新人最多安打記録更新に期待がかかる。
球団の新人での全試合出場となれば、現在ロッテで内野守備走塁コーチを務める小坂誠コーチ以来21年ぶりの快挙。藤岡は「全試合に出場しているので、なんとか出たいと思います」とフル出場への思いは強い。
安打数は、1950年に記録した河内卓司氏の147本が球団新人のシーズン最多記録となっている。このペースで藤岡が安打を量産していくと137本という計算になり、このままでは届かない。藤岡は「超えていきたい数字ですけど、なかなか難しい数字。耐えながらヒットを出していきたいなと思います」と決意を明かす。
遊撃という過酷なポジションながら開幕から全試合に出場し、攻守にわたりチームに貢献する藤岡。シーズンも佳境を迎え、疲労度はピークに達しているはずだが、なんとか最後まで目標であるフル出場、さらには新人の球団最多安打記録を塗り替えられるか。それだけの力が藤岡にはある。
【球団の新人全試合出場選手】
河内卓司(1950年)
小坂誠(1997年)
【球団の新人100安打以上】
河内卓司 147安打/1950年
榎本喜八 146安打/1955年
小坂誠 130安打/1997年
横田真之 122安打/1985年
石黒和弘 114安打/1964年
伊志嶺翔大 110安打/2011年
藤岡裕大 110安打/2018年
戸倉勝城 109安打/1950年
有藤通世 105安打/1969年
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)