前日先発登板の野尻、DHで2安打3打点 投打で存在感「両方で頑張りたい」

2安打3打点の活躍を見せた侍ジャパンU-18代表・野尻幸輝【写真:荒川祐史】
2安打3打点の活躍を見せた侍ジャパンU-18代表・野尻幸輝【写真:荒川祐史】

「6番・DH」で活躍、5日韓国戦の勝利誓う「去年のリベンジも兼ねて」

 宮崎市内で行われている「第12回 BFA U18アジア選手権」は4日、大会2日目が行われた。侍ジャパンU-18代表はスリランカ代表に15-0の6回コールド勝ちで、オープニングラウンド2連勝。5日に韓国戦を残してスーパーラウンド(SR)進出を決めた。前日の香港戦で先発投手としてマウンドに上がった野尻幸輝(木更津総合)は、この日は「6番・DH」で2打数2安打2四球3打点2盗塁と打撃で貢献。「(投手と打者の)両方で頑張っていきたい」と誓った。

 香港戦では3回わずか26球でパーフェクトに抑えた野尻。試合後、前日の疲れはなかったかを聞かれると「ないです」ときっぱりと応えた。この日のスタメン出場は練習中に告げられたといい、「自分はバッティングに期待されている部分あるので、しっかり打ちたいと思いました」と振り返った。

 本人は「もうちょっとチームのために打てたらよかったんですけど、韓国戦があるので、次に調整します」と話したが、バットでもしっかりと貢献した形。2四球を選んだことについては「フォアボールもヒットと一緒なので、しっかりとチームに貢献できたと思います」と納得の表情だった。

「監督さんからもチームメートからも両方で期待されている部分があるので、しっかり期待に応えて、信頼を得られるように、両方で頑張っていきたいです」と投打両方での貢献を誓った野尻。5日の韓国戦に向けては「去年(日本は)W杯で韓国戦で負けているので、そのリベンジも兼ねて、しっかり乗った状態でみんなで向かっていきたい」と気持ちを入れ直していた。

(Full-Count編集部)

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