ヤクルトが最終回に一挙6点奪取で延長突入 中日は田島ら救援陣が大誤算
6点差の9回にヤクルトが猛反撃、中日は5人の投手をつぎ込む
■ヤクルト – 中日(4日・神宮)
神宮球場でのヤクルト-中日戦は9-9で延長戦に突入した。最終回にヤクルトが一挙6点を奪い同点に。中日は9回、この日1軍に昇格した田島が登板したが、打ち込まれて降板。そのまま同点に追いつかれた。
6点を追うヤクルトは9回、田島から先頭・西浦が四球を選ぶと、武内が右中間へ2ラン。上田は一ゴロも、坂口が二塁打を放つと、田島の暴投で三塁へ。さらに、田島が2つ目の暴投で坂口が生還した。続く青木はライト前ヒット。田島はここで降板し、祖父江がマウンドに上がった。
ヤクルト打線は、山田も祖父江からレフトへの二塁打を放つと、宮本は岩瀬の前に空振り三振。しかし、雄平はセンターへのタイムリーで1点差とした。中日はここで福谷を投入したが、大引がライトへタイムリー。ついに同点に追いついた。
さらに、西浦はレフト前ヒットで2死一、三塁。中日は、この回5人目の投手となるロドリゲスを送った。井野は痛烈なゴロも、この回から三塁の守備に入っていた堂上がダイビングキャッチ。何とか三ゴロに仕留め、ヤクルトはこの回のサヨナラはならなかった。
(Full-Count編集部)