西武秋山、圧巻の本塁打“強奪” 打たれたマーティンも感謝「グレートプレー」
マウンド上で脱帽のマーティン、自身のツイッターで動画も紹介して絶賛
西武の秋山翔吾外野手が、旭川で行われた4日の日本ハム戦でホームランを“強奪”する超美技を見せた。ブランドン・レアード内野手に大飛球を打たれ、秋山に救われた形のカイル・マーティン投手も自身のツイッターで「グレートプレー」と称えている。
目を疑うようなスーパーキャッチが飛び出したのは、4点リードで迎えた8回1死走者なしの場面。日本ハムのレアードが、カウント1-1からマーティンの3球目を捉えた。打球はバックスクリーンへ向かってグングンと伸び、ホームランになるかと思われたが、秋山がドンピシャリのタイミングでジャンプ。まさにフェンスを越えようとしていた打球をもぎとった。
捕った秋山も座り込んで笑顔を浮かべた超美技。レアードは一塁ベースを回ったところで笑うしかなかったが、最も喜んでいたのはマウンド上のマーティンだった。帽子を取ると、高く掲げて秋山に感謝。秋山もこれに応えた。
西武はほとんど試合をすることのない旭川での一戦。慣れない球場で、球界屈指の名手が改めてその守備力を見せつけた形だ。7月に西武に加入したマーティンは試合直後にツイッターで「僕のベストフレンドを紹介しよう!」という一言とともに、このプレーの動画を紹介。そして「グレートプレー」とハッシュタグを添えた。
西武はそのまま7-3で快勝。レアードの大飛球がホームランとなっていれば、日本ハムが一気に反撃ムードとなっていた可能性も高かっただけに、価値ある美技だった。
(Full-Count編集部)