大谷翔平の1試合2本塁打に実況歓喜「見ましたか、アンチオオタニの皆さん!」
八面六臂の活躍に球団OB「全く信じられません」
エンゼルス大谷翔平投手が5日(日本時間6日)、敵地レンジャーズ戦で無双の活躍を見せた。試合前に右肘靱帯に新たな故障が発覚し、トミー・ジョン手術を勧められたと球団が発表。二刀流復活を期待した野球ファンに悲しいニュースが届けられたばかりだったが、いざ試合が始まると、打者・大谷がところ狭しと大暴れ。今季2度目の1試合2本塁打&4安打&1盗塁の活躍で、ファンを悲しみの底から救った。
大谷の活躍に歓喜の声を上げたのは、ファンだけではない。第5打席に右翼席ギリギリに入る18号ソロ弾を放つと、地元テレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」の実況チームは大盛り上がりだった。実況を務めるビクター・ロハス氏が「またライト方向です。マザラがフェンスまで追い、ジャンプします。入りました! ビッグフライ、オオタニサン!」とおなじみのフレーズを叫ぶと、解説を務める球団OBで通算132勝右腕のマーク・グビザ氏は、驚きのあまりか大笑いが止まらなかった。
二刀流の活躍で幅広い人気を集める大谷だが、中にはもちろんアンチファンもいる。新たな故障発覚で高まるアンチの声を沈めるような活躍に、実況のロハス氏は「見ましたか、アンチオオタニの皆さん!」と誇らしげに伝えたほど。グビザ氏も「そうですね!」と笑いながら同調すると、「なんという夜でしょう!信じらせません。全く信じられません、ショウヘイ・オオタニ」と驚きを隠さなかった。
見る者の想像を超えたパフォーマンスを続ける大谷だが、果たして今後、故障中の右肘の処置に関してどんな決断を下すのか。ファンもアンチも興味深く見守っている。
(Full-Count編集部)