大谷、“悲報”直後の大活躍にMLB公式も敬意 異例の笑顔写真特集「魔法の夜」

2本塁打を放つ大活躍を見せたエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
2本塁打を放つ大活躍を見せたエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

新たな靭帯損傷発覚後の試合で2発含む4安打「しょんぼりするのではなく…」

 エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)の敵地レンジャーズ戦に「3番・DH」でスタメン出場し、圧巻の活躍を見せた。球団は、試合前に新たな右肘靭帯損傷が発覚してトミー・ジョン手術を勧めていることを発表したばかりだったが、その夜に2本塁打を含む4安打、1盗塁と衝撃的な大暴れ。MLB公式サイトは、あまりにドラマチックな男を異例の“写真集”で特集している。

 投手として長期離脱を余儀なくされる悲報を聞かされた数時間後、敵地ダラスで凄まじい躍動を見せた大谷。絵になる男の想像を超えるストーリーに、MLB公式サイトは異例の特集を行った。「ショウヘイ・オオタニの魔法のような2本塁打の夜における、楽し気な姿の数々」というタイトルで、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」ではこの日の大谷の写真集を展開した。

「ショウヘイ・オオタニが投げる肘に新たなダメージを受けていたニュースが流れた水曜日に、世界は悲しみに暮れた。医師の助言に従うとするなら、二刀流の鬼才は2020年までマウンドに立つことができないだろう。しかし、悲しみを覚える我々同様にしょんぼりするのではなく、オオタニはヘルメットを被り、打席に立った。そうだ、彼は打つこともできるのだ。24歳は劇場を披露した。4安打と2本塁打をかっ飛ばしたのだ。肘は必要なのだろうか?」
 
 大谷の肘の故障は全ての野球ファンにとって悲報。しかし、打ちひしがれることなく、圧巻の活躍を見せた二刀流右腕に、特集では敬意を表している。

 そして、193センチの美男子の笑顔の写真集を組んだ。

 ホームランを放ち、嬉しさをこらえる表情のオオタニ、塁上でレンジャーズのルーグネッド・オドル内野手と談笑する姿、ダグアウトでマイク・トラウト外野手相手に変顔を見せながらも爆笑を誘う動画など、チームメートに祝福される姿はいずれも至福の一枚だった。

 城島健司氏が記録した日本人1年目の最多本塁打18本に並んだ。絵になる男にとって、記憶にも記録にも残る一日は、異例の写真集としてMLB公式サイトに刻まれた。

【写真集】大谷翔平、異例の笑顔"写真集" MLB公式が実際に使った写真

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