台湾に敗れ連覇が消滅、韓国は中国に圧勝し決勝進出…大会4日目全結果
日本に勝った台湾も決勝進出を決める
宮崎市内で行われている「第12回 BFA U18アジア選手権」は7日、大会4日目が行われ、スーパーラウンドが始まった。大会史上初となる2大会連続優勝を狙った侍ジャパンU-18代表はチャイニーズ・タイペイと対戦。わずか2安打しか放てずに、1-3で敗戦し、オープニングラウンドから引き継がれた韓国戦の1敗を加えて2敗となり、決勝進出の可能性が消滅した。
2回、先発の柿木蓮(大阪桐蔭)が味方のエラーも絡んで先制点を献上。4回に同点に追いつくと、5日の韓国戦で95球を投げていた吉田輝星(金足農)が中1日で登板。だが、その吉田が代わり鼻に2点を失って勝ち越しを許した。打線はチャイニーズ・タイペイの左腕ワン・イェンチェンの前にわずか2安打に抑えられ、1点を奪うのがやっとだった。
日本対チャイニーズ・タイペイ戦の前に行われた一戦では韓国が中国に圧勝。13安打11得点を奪ってリードを広げると、3投手の継投で中国打線にわずか1安打しか許さず、7回コールド勝ちを収めた。この結果、オープニングラウンドから引き継がれた勝敗を加え、チャイニーズ・タイペイと韓国が2勝となり、決勝進出が決定。日本と中国が3位決定戦に進む。8日にはスーパーラウンド最終戦が行われ、決勝と3位決定戦は9日に予定されている。
【大会4日目の結果】
◯スーパーラウンド
韓国 11-0 中国
チャイニーズ・タイペイ 3-1 日本
◯コンソレーションラウンド
スリランカ 15-14 インドネシア
【大会5日目(8日)の予定】
◯スーパーラウンド(サンマリンスタジアム宮崎)
チャイニーズ・タイペイvs韓国 13時
日本vs中国 18時
◯コンソレーションラウンド(アイビースタジアム)
インドネシアvs香港 13時
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)