DeNAが後藤、加賀の今季限りの引退を発表 16年目後藤「やりきった」

後藤武敏の通算成績
後藤武敏の通算成績

加賀は感謝「周りの方々に恵まれた幸せな野球人生」

 DeNAは10日、後藤武敏内野手、加賀繁投手が今季限りで現役を引退することを発表した。両選手は球団を通じコメントを発表した。

 以下は後藤のコメント全文

「2002年にライオンズに入団し、2012年からベイスターズの一員となりましたが、16年間たくさんのご声援をいただき、本当にありがとうございました。チームがクライマックスシリーズを目指して必死に戦っている状況で、個人的なことをファンのみなさんに報告することになってしまい、申し訳ありません。

 体が思うように反応しなくなり、自分の納得いくバッティングができなくなったことが引退を決めた一番の理由です。まだできるという気持ちや、悔しさがないということはやりきったということだと思います。代打で出場した時、横浜スタジアムに響く鳥肌が立つような大歓声は、今も心に残っています。間違いなくDeNAベイスターズの応援は12球団No.1です。今まで本当にありがとうございました」

 以下は加賀のコメント全文

「現役生活は嬉しかった思い出、楽しかった思い出よりも、怪我をしてリハビリに取り組み苦しんだ事のほうが記憶に残っています。トレーナーさんをはじめ、多くの方に支えてもらい、ここまでプレーすることができました。ファンの皆さまには、時には厳しいお言葉をいただきましたが、温かい声援を送ってもらったことで、自分の持っている力以上のものを試合で出すことができました。9年間ありがとうございました。

 周りの方々に恵まれた幸せな野球人生を送らせてもらい、本当に感謝しています。チームは今、クライマックスシリーズ進出に向け必死に戦っています。必ずやクライマックスシリーズに進出し、今年こそ日本一になると信じています。ベイスターズにはこれからの若い選手たちがたくさんいますので、引き続き、変わらぬ声援を届けてください!」

(Full-Count編集部)

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