3位死守で来年のW杯出場権を獲得　永田監督「選手に感謝の気持ちしかない」

中国にコールド勝ち「本当に選手たちが次世代のために何とか3位を死守してくれた」

　宮崎市内で行われている「第12回 BFA U18アジア選手権」は10日、大会最終日を迎え、2大会連続優勝を逃した侍ジャパンU-18代表は中国代表との3位決定戦に14-1の7回コールドで圧勝した。3位を死守し、来年に韓国・釜山で行われる「第29回 WBSC U-18ワールドカップ」の出場権を獲得。永田裕治監督は試合後に「選手に感謝の気持ちしかありません」と話した。

　日本は1回途中からリリーフ登板した柿木が好投すると、ここまで苦しんできた打線が活気を取り戻し、14点をもぎ取った。

　永田監督は開口一番で「本当に選手たちが次世代のために何とか3位を死守してくれました。感謝の気持ちしかありません」と話し、「なかなかいい当たりが出なかったのですが、魂で打ったヒットだと思っています」と振り返った。

　初回に先制点を奪われ、嫌なムードが漂ったが、来年のW杯の出場権を死守。雨で2日間空いた後の重要な試合を制し、「本当に選手たちがよく頑張ってくれました。次世代につなごう、つなごうということでこの2日間きましたので、本当に感謝です。今後に生かしていきたいと思います」と「感謝」の言葉を繰り返し、安堵の表情を浮かべていた。

（Full-Count編集部）