ソフトバンク千賀が8月度月間MVPを受賞「素直にうれしいです」
好調の要因は「フォーム、コンディションが感覚と合ってきた」
ソフトバンクの千賀滉大投手が、8月度「日本生命月間MVP賞」を受賞した。千賀の同賞受賞は初。パ・リーグの育成出身選手としても初の受賞となる。
千賀の8月の成績は4試合登板で4勝0敗、防御率0.86、奪三振37。いずれもリーグトップの数字だ。初の受賞に「素直にうれしいです」と笑顔を見せた千賀は8月の好調の要因について「フォームや体のコンディションが感覚と合ってきたのが8月の頭。いい入り方ができたと思います」と語った。
17日のオリックス戦では自身初の無四球完封勝利をマークしているが「点差もあった(9対0)ので、そんなに印象に残っていないです。カードの頭でもあったし、完封よりもチームに勝ちを持ってこれたのがうれしかったですね」という。
パ・リーグの育成ドラフト出身選手として、初の月間MVP受賞となったことついて問われると「(育成選手に)ああなりたいと思われる選手でありたいですね」と少しはにかみながら答えた。
最後に「これからも8月同様に、と言ってもいきなり負けてしまいましたが、これ以上は負けられないという気持ちを持ってマウンドに上がりたいと思います。しっかりと(首位に)食らいついて、チャンスをつかめるように頑張ります」と、チームのラストスパートに貢献していくことを誓った。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)