大谷翔平、左腕攻略で8戦連続H&19度目マルチ「1打席1打席、前進はしている」

週間MVPには「素晴らしいバッターの中で選ばれたのは嬉しい」
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地レンジャーズ戦に「5番・DH」で6試合連続スタメン出場。4打数2安打1打点1盗塁の活躍で8試合連続安打、今季19度目のマルチ安打をマークした。左腕から価値ある2安打を放った大谷は「1打席1打席、前進しているかなと思います」と語った。
大谷は4回の第2打席で左腕マイナーから中堅右への二塁打を放ち8試合連続安打を記録。さらに三盗に成功。今季9個目の盗塁をマークし「一つでも多く先の塁にはいく可能性を残してチャレンジするのは大事なこと。今後もいけるところはいきたいなと思っている」と、力を込めた。
3点を追う7回の第4打席では1死一、三塁の好機で左腕クラウディオから三遊間を破る強烈な左前タイムリーを放ち今季54打点目を記録。この日放った2安打は苦しんでいた左腕からだった。最近では左右を苦にしない打撃を見せる。「(対戦する)量が多くなっているのでその分、進歩するんじゃないかと考えている。1打席1打席、前進はしているのかなと思います」と手応えを口にした。
この日は、自身2度目となるア・リーグ週間MVPを獲得。ソーシア監督も新人王に向け太鼓判を押していたが「このリーグの素晴らしいバッターの中で選ばれたのは嬉しい。監督にそういって言われるのは嬉しいこと。期待には答え続けていきたいと思う。休んだ期間もありますし、なかなか思うように進まないシーズンも途中ありましたが、まだ終わってないので最後までしっかり頑張りたい」と話した。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)
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