オリが誇る“変化球の魔術師”が独特の握りを公開 沢村賞右腕も驚愕
オリックスの比嘉が明かすスライダーの握りとは?
150キロを超える直球がなくとも、独特の握りから放たれる“魔球”で1軍の打者を牛耳る投手がいる。オリックスの比嘉幹貴投手もその一人と言えるだろう。
DAZN「野球ラボ」では「パ・リーグCS争い! 奇跡の大逆転はあるのか?」と題し、オリックスの“変則右腕”に注目。動画では比嘉の決め球でもあるスライダーの握りを公開している。また、映像の中でソフトバンクOBの野球解説者、斉藤和巳氏は独特の握りで投じられる変化球に驚きの声をあげている。
投球の中で軸になるボールについて「スライダーだと思う」と答える比嘉は、その握りを紹介。さらにカーブもスライダーと同じ握りで投げていることを明かし「スライダーは切るという感じ。カーブは上にみたいな感じです」と語っている。これには2度の沢村賞を獲得した斎藤氏も「上から投げるピッチャーでスライダーとカーブの握りが同じなのはあまり聞いたことない」と思わず首をかしげた。
比嘉は2014年に62試合に登板し7勝1敗、20ホールド、防御率0.79と驚異の成績を残したが、右肩のケガに悩まされその後は低迷。だが、今季はここまで38試合に登板し防御率1.35と復活の兆しを見せている。