オリは静観 マリナーズ退団の岩隈獲得は「積極的にどうこうということは…」
長村球団本部長が対応「本人の状態などもわからないところもある」
岩隈久志投手の今季限りでのマリナーズ退団が決定したことを受け、オリックスの長村裕之球団本部長は12日、ほっと神戸で取材に応じ「現在の本人の状態など分からないところもある。積極的にどうこうということはない」と、獲得に向け静観する姿勢を見せた。
岩隈は2004年に近鉄とオリックスの球団合併の際に分配ドラフトで一度はオリックスに分配されたが、労使の「申し合わせ」を引き合いに入団を拒否。楽天に金銭トレードで移籍した経緯があった。
過去の経緯もあり長村球団本部長は「担当者は色々と調査はしているが、今のところ積極的にどうこうということはね。現在の本人の状態などもわからないところもある」と語った。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)