平野佳寿、逆転サヨナラ2ラン被弾でセーブ失敗　DバックスはPOへ痛い敗戦

連続無失点は8試合、連続自責ゼロは11試合で途切れ防御率2点台に

　ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手は12日（日本時間13日）、敵地ロッキーズ戦で1点リードの9回に5番手で登板。しかし、ルメイヒューに逆転サヨナラ2ランを浴び、2日連続のセーブはならなかった。

　ダイヤモンドバックスは4回までに4点を奪取。投手陣は先発コービンが7回途中3失点に抑えると、ジーグラー、チャフィン、ブラッドリーと救援陣が無失点でつないで、平野が9回のマウンドに上がった。

　先頭パーラには初球の92マイル（約148キロ）を打たれ、一塁強襲の内野安打。続くブラックモンばバントで1死二塁と得点圏に走者を進められる。すると、続くルメイヒューに93マイル（約150キロ）の直球を右翼スタンドに運ばれ、痛恨のサヨナラ被弾となった。

　平野は前日の試合で3点リードの9回無死一、三塁の大ピンチで登板し、打者3人を完璧に抑える好救援。メジャー初セーブをマークしていた。しかし、この日は1点のリードを守れず。連続無失点は8試合、連続自責ゼロは11試合で途切れた。防御率も2.15と2点台に悪化し、今季3敗目を喫した。

　ダイヤモンドバックスは4-5で敗れ、首位ロッキーズとの3連戦でプレーオフ（PO）進出へ向けて痛い負け越し。ゲーム差は再び3.5に広がった。

（Full-Count編集部）