「復興へのプレーボールに」―日ハムナインが震災後初の本拠開催でメッセージ
中田主将と中島選手会長が代表して決意のメッセージ「一緒に乗り越えていきましょう」
■日本ハム – オリックス(14日・札幌ドーム)
北海道胆振東部地震後初めて本拠地に戻った日本ハムが14日、オリックス戦前に札幌ドームのオーロラビジョンに決意のメッセージを流した。選手全員が並んだ映像の中で、中田翔主将と中島卓也会長がチームを代表して、道民に語りかけた。
以下はメッセージ全文。
【中田】9月6日に発生した平成30年北海道胆振東部地震で被害に遭われた皆さまへ、謹んでお見舞い申し上げます。
【中島】このような状況にも関わらず、本日は試合に足を運んでいただき、感謝いたします。チームを代表して御礼申し上げます。
【中田】北海道のファンの皆さまの大きな温かさに包まれ、このグラウンドでまたプレーできる幸せを今、全員でかみ締めています。
【中島】震災から一丸となって立ち上がろうとする道民の皆さまの姿、手を取り合って復興へと力強く前を向く姿勢。今、私たち全員の胸に深く刻まれています。
【中田】北海道日本ハムファイターズの一員であることを、みんながあらためて誇りに思っています。
【中島】皆さまと心を一つにして「HOKKAIDO PRIDE」を胸に秘め、そして背負い、全力でプレーすることをここに約束します。みんなで、一緒に乗り越えていきましょう。
【中田】微力ではありますが、今日を復興へのプレーボールとすることを誓います。