エンゼルスが今オフにもトラウトと契約延長交渉へ 大谷にも大きな影響!?
大谷にも大きな影響!? MLB公式サイトが伝える
エンゼルスがマイク・トラウト外野手との契約延長交渉を今オフにも行うとMLB公式サイトが伝えた。メジャーNO1プレーヤーは2020年オフに6年契約が満了となり、フリーエージェント(FA)になる。今季加入した大谷翔平投手にも、トラウトの去就は大きな影響を与えることになりそうだ。
MLB公式サイトは「報道によると、エンゼルスはトラウトと契約延長の話を進める用意ができている」との見出しで、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者のレポートを伝えた。「今オフにトラウトと契約延長に関する話し合いをするようである」としている。
トラウトは2014年に6年総額1億4400万ドル(約157億円)の契約を結び、今季は3408万3000ドル(約38億2000万円)の年俸を手にしている。ただ、記事によると、球団は2014年の時点でもっと長い契約を希望していたという。
トラウトは27歳ながら、すでに2度のMVPに輝いたスーパースター。今季も怪我での離脱があったものの、127試合出場で打率.318、33本塁打、68打点をマーク。チームがプレーオフ出場を逃す中で奮闘を続けている。
記事では「トラウトが球界一の選手だと広く知られているにも関わらず、エンゼルスが苦戦していることから長い間話題になってきた」と指摘。さらに、「トラウトは勝者でプレーすることを希望していると思われている」とも伝えている。一方で、「2009年にエンゼルスにドラフト全体25番目で指名されて以来ずっと球団に忠実である」とも言及。契約延長交渉を行うことで、本人の意思を早い段階で確認したいという思惑もありそうだ。
「エンゼルスは今季好調にスタートしたが、ア・リーグ西地区の順位が下がり、ファームも普通レベルであり、ショウヘイ・オオタニの健康面も不確かである。同地区のアストロズではスターが長期契約しているため、今後も激しい競争となることは明らかである」
MLB公式サイトは、エンゼルスが来季以降も苦戦する可能性が高いと予想している。9月に入ってから、トラウト3番、大谷4番という打線で2人は生き生きとプレーしているが、このコンビは果たしてあと何年見られるのか。その去就に大きな注目が集まることは間違いない。
(Full-Count編集部)