「チャップマン以上」カ軍“豪球王”の150キロ超高速スライダーがエグい
165キロ超の真っ直ぐ連発、最後は150キロの変化球で3球三振
今季、MLBで新たな“豪球王”となっているカージナルスのジョーダン・ヒックス投手。最速168キロを誇る豪速球右腕だが、そのヒックスが投じた約150キロの“スライダー”に驚愕の声が上がった。
16日(日本時間17日)に行われた本拠地でのドジャース戦。ヒックスは4点リードの7回無死一塁の場面でマウンドに上がった。ベリンジャーには四球を与え、無死一、二塁とピンチを拡大させた右腕だったが、続くプイグに対しての投球が圧巻だった。
初球、103マイル(約166キロ)で見逃しのストライクを奪うと、2球目は104マイル(約167キロ)で空振りさせ追い込むと、3球目は93マイル(約150キロ)のスライダー。プイグのバットは空を斬った。このヒックスがプイグから奪った圧巻の3球三振をMLB公式ツイッターも「103。104。そして93マイルのスライダーで三振」と動画付きで紹介。ファンからも驚きの声が上がった。
「このスライダーはえげつない」
「フェアじゃない」
「ノーチャンス…」
「ナイス!」
「チャップマン以上」
「僕が言えるのは…『えげつない』ってことだけ」
「素晴らしい」
カージナルスの公式ツイッターも「この球を打てるなど、誰が思うだろうか?」としてヒックスの投球を紹介。こちらにも「彼らに104マイルの球は見えない」「彼らには無理だ!」とファンからのコメントが並んでいた。