元Gマイコラスが5回2失点の粘投で16勝目 打線爆発でWC争い2位タイを堅守

今季16勝目を挙げたカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:AP】
今季16勝目を挙げたカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:AP】

東地区首位のブレーブスに逃げ切り勝利

 元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手が17日(日本時間18日)、敵地ブレーブス戦に先発し、今季16勝目(4敗)を飾った。5回を1被弾を含む4安打6奪三振1四球2失点(自責2)と粘投し、防御率は3.01。プレーオフ進出を狙うチームは打線が爆発し、11-6で2連勝とし、ワイルドカード(WC)争いで2位を堅守した。

 初回から3点の援護を受けたマイコラスは、2回まで走者を背負いながらも好調ブレーブスを無失点に抑えた。3回に3回に1死からアルビーズを四球で歩かせた後、フリーマンに右中間へ2ランを被弾し、1点差まで詰め寄られる。

 だが、ここで打線が奮起。4回表にウォンがソロ弾、5回にはデジョングが2ランを放ち、6-2と4点リードに広げると、尻上がりに状態を上げたマイコラスは4回、5回を無失点とした。6回の攻撃で代打を送られ、勝利投手の権利を持ったまま97球(67ストライク)で降板。救援陣にマウンドを託した。

 チームは7回に1点差まで詰め寄られたが、8回に新人ベイダーが左中間へ3ランを放ってリードを拡大。8回に1点を失いながらも、9回にはモリーナの2ランで再びリードを広げ、ナ・リーグ東地区首位のブレーブスを退けた。

 16日(同17日)終了現在、ナ・リーグ中地区では首位カブスを5.5ゲーム差で追う3位ながら、WC争いではドジャースと同率の2位タイにつけるカージナルス。熾烈なプレーオフ進出争いで一歩も引くことはなかった。

(Full-Count編集部)

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